日本は人身売買王国! それを支える国会議員ども! それでも愛国心か?

 2005年2月28日朝日新聞夕刊に「東京入管現職局長が指摘」興行ビザ 行政は弱腰 政治家・業界が圧力との記事が載っていた。坂中局長は「興行資格での入国は事実上、外国人ホステスの調達手段で、時には劣悪な条件下の労働や売春まで強いるものになり果てている。これを政府も長年、放置してきた」と述べている。興行資格のチェックを強化したところ、国会議員から電話があるなどの圧力が強まったとの事。この原因は、女性からの搾取により利益を得る業者がいて、国会議員との結びつきもあることである。坂中局長自身が入管行政に影響力を持つ政治家から「君は業界の評判が悪い。東京にいられなくなるよ」などと言われたらしい。正に現在の政治家どもを見ていると言いそうなことである。

 翌3月1日付朝刊では、日本で「なお人身売買」の記事。米国務省が日本で女性の人身売買が依然として横行していると批判している。お前らにそんなことを言われたくないわい! と言いたい所だが、金の力を使って外国人女性を購入しているのは厳然たる事実であり、早急に改めなければならない。

 ちょっと前までは、東南アジアに出かけて買春。その次は、金の力で貧しい東南アジアの女性をかき集めて好き放題、やりっぱなし。日本人の評判は世界中、特に近隣アジアでは落ちて当たり前。もう中国にGDPで抜かれるか、抜かれたかの状態だと思うが、日本が経済力で威張っておれるのもそう長くはない。真に世界から尊敬される国からは程遠い現状である。

 こんな恥ずべき状態を政府や国会議員はどう考えているのか。真に愛国心があるのなら、真っ先に正すべきものを、腐った政治家、国会議員は人身売買業者の肩を持っている。

 昔から金のない労働者階級は愛国心の名の下に戦争でも第一線に借り出され、戦後のハイパーインフレでは無一文にされた。一方、財閥や闇の人間どもは戦時下でも軍と組んで金儲けを行って、戦後の政治を支配し続けた。

 愛国心を国が口にするときは注意が必要である。真に愛国心が必要なのは政府、国会議員どもであるのは明白である。

 真に国会議員どもに愛国心があるなら滅私奉公、死ぬときにずた袋1つの身の回りの物しか持たなかった田中正造先生を見習え。そうでない国会議員の言うことなんか信じられるか!

 そうそう、国会議員はもう辞めたが、あの西川きよし。漫才の西川。彼が国会議員に初当選したときに何を言ったか。「中学しか出てない自分が、国会議員と言うこんな高い地位にまで登ることが出来て感激です。」と言う意味のことを言っていた。要するに彼は国会議員と言う身分を自分の出世を誇示するものとしてしか認識していなかったのではないのか? もし、そうでないなら、当選後、開口一番、誰のために何を行うのかを言う筈ではないか!

 最初からタレント議員なんか信用してないけど、国会議員なんて大半はこんなんじゃないのかな? 全部こんなんとは思ってないから選挙には行ってるけど、それにしても情けない。

 身近なことで更に言えば、中間市の北九州市への合併問題で中間市議会議員どものあの態度は何? 市民は合併賛成なのに議員は自分達の地位が守れないので反対だって。こんな我儘ありですか?馬鹿みたい。

 真面目に考える方があほらしい。ただし、この隙に付け込んで小泉はまた色々やるから油断できない。疲れる!

(2005年3月2日記)

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